JANコード | 4960077 025039 |
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品番 | M-503 |
内容量 | 5g |
商品重量 | 35g |
特徴
ビニールクロスカベの欠け、破け、キズ穴を補修し、凹凸模様も補修できます。
あらゆるキズ穴に詰めたり、伸ばしたりでき、肉やせ、ひび割れがなく、補修面に密着します。
パテ材が不足したら、弊社姉妹品の「クロスパテ5g」をご使用ください。
用途
成分
型取りA剤:シリカ、型取りB剤:シリカ
パテ材:アクリル樹脂、パルプ組織
使用量の目安
型取り剤:2mm厚で約5平方センチメートル
パテ材:2mm厚で約6平方センチメートル
乾燥時間
パテ材:約12時間(20℃の場合)
型取り剤(A剤・B剤練り合わせ、放置後)、約5~10分(20℃の場合)
※乾燥時間は、室内温度やカベ紙の状態(温度や湿度等)により異なります。
使用方法
1.クロスカベの一部分で模様の型取りをする。
①ビニール製又はポリエチレン製手袋を着用し、型取りA剤とB剤を色ムラがなくなるまで同量練り合わせます。
(20~30秒以内)
※この時に練り合わせている指の温度で反応が早まり、練っている途中で固まってきてしまうことがありますので、20~30秒以内に色ムラがなくなる様に、手早く練り合わせてください。
②練り合わせたらすぐに復元したい模様のカベ紙に押し当てます。
【練り合わせてからカベ紙に押し当て、放置後の硬化時間目安】
5~10分(室温20℃の場合)
③型取り剤が硬化していることを確認したら、型取り剤を剥がします。
【硬化の確認方法】
押し当てた型取り剤に爪等を立て、爪跡等が残らなければ硬化しています。
2.パテ材を補修部分に適量充填した後、硬化した型取り剤を押し付け、模様を付けます。
※もし一度でうまくできなくてもパテ材が固まるまでであれば、パテ材の充填や型の押し付けは納得のできる仕上がりになるまで何回でも繰り返し作業できます。
【パテ材の乾燥時間の目安】
約12時間
型取りA剤と型取りB剤の練り合わせ時のご注意
型取りA剤とB剤の練り合わせが不充分だと硬化しないことがありますので、しっかりと練り合わせてください。
練り合せの目安としては、A剤とB剤の色の差が見えなくなるまでです。
使用上の注意
1.本品使用前に、補修される場所や型を取る場所の汚れや埃を取り除き、水分や結露を拭き取ってください。
2.型取り剤やパテ剤の硬化不良を防ぐために、素手での作業は行わないでください。
3.本品ををご使用になられる前に、未使用の水分を弾くビニール製又はポリエチレン製の手袋を着用してから作業を開始してください。
4.補修される場所や手袋に水分や油分、保湿剤や化粧品等が付着しているとパテや型取り剤が固まらなかったり、
補修作業がスムーズにいかない場合がありますので、キレイな状態で作業をしてください。
5.下記事項を行うことにより、型取りA剤とB剤の混ぜ合わせ時に硬化不良を起こし、固まらない恐れがあります。
下記事項は行わないようにご注意ください。
●素手での作業(手に硬化不良となる成分が付着している恐れがあり、これにより硬化不良を起こす恐れがあります)。
●ゴム製手袋を着用して作業を行う。
●ゴム製品を触った手で作業を行う。
●ビニール製又はポリエチレン製手袋に水が付着している状態での作業(微量でも水が手袋や作業する部分に付着していると硬化不良となる恐れがあります)。
6.A剤、B剤、パテ材全てを一緒に練り合わせますと、固まりません。
7.カベ紙に押し当てて型を取る型取り剤はA剤とB剤だけを練り合わせてください。
尚、A剤、B剤、パテ材全てを一緒に練り合わせて、カベ紙に押し当てますと、固まらずべっとりとくっついてしまう
場合もありますのでご注意ください。
8.一度固まった型は、直したい部分の模様が型を取った部分と同じ場合は、パテで埋めた他の部分や次回以降の型押しに使えます。
※一度固まった型取り剤は、元の状態(柔らかい状態)に戻すことはできません。型取りした模様と異なる部分を型取りする場合は、練り合わせていない型取りA剤とB剤を練り合わせ、型取り剤を作り、型を取ってください。
その他ご注意
1.乾燥時間は、室内温度やカベ紙の状態(温度や湿度等)により異なります。
2.室内温度が低ければ低い程、硬化時間は長くなります。
3.型取りA剤とB剤を練り合わせた型取り剤は、完全に乾燥及び硬化する前に剥がしますと、型取り剤の一部がカベ紙に残って、付着してしまいますので、必ず、完全に乾燥及び硬化したのを確認してから剥がしてください。
完全乾燥及び硬化後の触った時の目安としては、一般的な消しゴムの様な感覚です。
4.カベ紙に型取り剤の一部が付着してしまった場合は、爪楊枝の先端を使用して徐々に削り取ってください。
この時に洗剤は使わずに優しく削り取ってください。雑巾でゴシゴシと強く擦ったり、爪楊枝でガリガリと激しく擦りますと、カベ紙や凹凸模様を傷める可能性がありますのでご注意ください。